収入格差 と セックスレス ～グループセックス方面～

少し前の記事で　『収入格差とセックスレス　男のSEXの質の低下』 という話題を取り上げたところ、想像を超えるレスポンスをいただきました。

若い世代のセックスレス化、晩婚化、あるいは未婚化の背景に経済格差があることは時々報道されております。同じようなことは世帯収入と大学進学状況の相関関係などについても語られております。例えば、東大入学者の人数と高所得世帯との相関関係など。
収入が高くなければ、希望する大学にも進みにくいし、結婚して家庭を持つという道も選択できにくくなる、そういう話です。

そんな中、セックスライフの世界にも、収入格差は確実に　その流れは定着しつつあります。
とにかく、自由にできる金銭的余裕がないから、女性とお付き合いするとか、ホテルでセックスするとか、そういうことにも制限がかかっている・・・。何も、都心の高級ホテルでお泊りデートをしたいわけではなく、渋谷のラブホテルを使いたいだけなのに、それも出来ない、そういう時代に入っているということです。
と、そんな話を前の記事では紹介しました。


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ところが、同じようなことは、「グループセックス」の世界でも、姿を見せつつあります。

グループセックスの世界に身を置くことの魅力には、いくつかありますが、例えば、こんな一面があります。

それは、『シェアリングの効果』　であります。
昔、バブルがはじけた時代に、こんな風景が広がりました。

毎月２００万円のお手当を渡してお気に入り女性を愛人として囲っていた某社長がバブル崩壊により、そちら方面に使う経済的余裕を失ってしまいました。　しかし、ここで、一気に関係解消することは双方にとってマイナスしかありません。そこで　愛人女性が考えた方法が、「シェアリング方式」でした。　結果、３人の社長がひとりの愛人を共有するというスタイル・・・。　会える時間は減りますが、少なくとも、経済的負担は減ります。女性の発案という点が興味深いのですが。

もちろん、セックスパートナーのシェアリングというスキームに関しては、常に新しい出会いがあるとか、肌の合う相手と出会う可能性があるとか、異性を口説く機会を複数持つことでコミュニケーション能力を保つとか、ま、いろいろあります。　ただ、そんな中で、経済的負担を抑制するという効果があることも一方の事実です。

例えば、男性目線でみても、限られた余裕資金を使って、いろいろな女性と出会うチャンスがある、うまく行けば、いろいろな女性と肌を合わせることができる（これは女性も同じですが）とか、単独では足を踏み入れることがないような居住空間でセックスライフを楽しむことが出来るなど。

例えば、フリーセックス倶楽部のオフ会。
かつて、某常連が使った例え話が分かりやすいので、麻亜宮は新規入会希望者の面接で引用するフレーズがあります。それは、オフ会費用として参加者がシェアする会費金額の説明として、
「１対１でデーとして、ディナーを共にして、その後ホテルのバーで二次会をして、そのまま泊まってセックスする」際の費用の約半分程度」と説明します。

ここでも、シェアリングによる経済効果が生まれているわけです。




ところが、昨今の物価高騰は、この分野にも影響が出始めております。
グループセックスの会合場所として使用できるようなスペース、例えば、広目の賃貸マンションとか、ＡＶ撮影で使えるようなスタジオ機能併設レベルのマンション・一軒家、あるいは一部の高級宿泊施設のスィートルームなどの使用料金が爆上げしております。

実際、茶会の会費を見ても、それは現実に。
昨年までの平均的会費をみると、令和５年に入ってからは、約２０％アップしました。
そして、現時点でスケジューリングされている茶会の経費を計算してみると、昨年の平均会費に対して、４０％アップに・・・。
この流れですと、夏休み～秋の観光シーズンに入る段階では、さらに上昇して、６０％～７０％アップが確定している状態です。

そう言えば、ミレニアムイベントが盛んだった頃、乱交パーティーが各所で開催されていた時代を思い出せば、麻亜宮が参加していたパーティーの男性会費のレンジは、
　・普通のパーティーで、＠５万円程度
　・ちょっとハイレベルのパーティーでは、＠７～８万円程度でした。

どうやら、この夏には、令和５年のグループセックスシーンに関しては、少なくとも、「当時の普通のパーティー」レベルには到達してしまいそうです。
既に、標準会費を　“東京⇔大阪　往復新幹線料金”　程度で実現できた時代は過去のものになりつつあります。

残念ながら、「シェアリングによるセックスライフを楽しむ世界」に関しても、「収入格差とセックス機会の喪失」という現実が迫っているようです。

ほんのわずかの間、多くの男性が楽しむことができるレベルまで下りて来てくれた「グループセックス」が、再び、一部の人々のためのコンテンツに戻って行く、そんな時代がやってきたのかもしれない。

もっとも、そんな環境変化も、女性に関しては、何の心配もないと言えます。　いわば、従来通り。
いつの時代も、グループセックスを支えて来た男性愛好者は存在してきたわけですし、本来、そういう秘密の世界なのですから。