メタバース、もうひとりの自分

Facebook社の社名変更というイベントがあったり、世界的な新型コロナ感染拡大に伴うオンラインコミュニティーの浸透と進化によって、ここのところ、一気に注目度を高めているワードがあります。

　メタバース、

それが、そのワードです。


関連情報


　改めて説明する必要もありませんが、最新型のバーチャル空間ということになります。　アバターを使って、バーチャル空間（仮想空間）で、他の参加者と交流したり、イベントに参加するというものですが、以前から存在している　ＶＲチャット等は、１対１、１対複数での交流を前提としたものであるのに対し、現在のメタバースの場合は、複数同士が自由に交流できる点で決定的な違いがあります。

　まさに、現実の生活空間が、そのままサイバー上で再現されることになります。そして、例えば、渋谷空間のように、その中で、現実社会の行政サービスを受けることができるという方向に向かえば、ＶＲは現実のものとなり、生産性を生むことになります。当然、そこでは、男女の出会いも生まれるわけです。実際、メタバースで出会って結婚したカップルなども誕生しております。

　もしかすると、将来は、ここでの出会いから始まる結婚が普通のことになるかもしれませんね。　リアルの世界で出会って結婚したカップルに向かって、
　「へー、リアルで大学の同級生だったんだ」
　「珍しいね～、貴重～」
なんてことになるのかも。

　それにしても、仮想の世界とリアルの世界が、あるタイミングで合流するケースにおいては、逆に、困ってしまう方もいるのでは？と危惧してしまいます。

　往々にして、“仮想の世界で使用するアバターは、リアルの自分と正反対のキャラ設定をする” という傾向が強いそうです。　お相撲さん体形の丸顔男子が、スリムなイケメン男子キャラを使用するなど。　つまり、「もうひとりの自分」を設定して、自由に生きるというスタンスを取ることが多いそうです。




　そう言えば、ハンドルネームで参加する　フリーセックス倶楽部のオフ会　についても、「もうひとりの自分」を楽しむという点では、メタバース上のアバター生活と共通する部分があるかもしれません。

　実際、ある女性は、こんな話をしてくれました。
　彼女は、ボーイフレンドとのセックスや、結婚後のセックスでは、いわゆる、「受け身のセックス」を実践したいたそうです。　淫乱女性だと思われたくないから・・・、それが真の理由だったそうです。本当は、いつも、もの足りなかったと。

　そんな彼女、オフ会で見せる姿は、完全なる“肉食女子” 。女性から攻めるセックスを楽しんでおりました。実際、時々、寝室で見る彼女の体位は、ほとんどの時間帯において騎乗位か、セックス４８手で言うところの 『二つ巴（女性が上になるタイプの６９）』 でした。そこで見せる、もうひとりの彼女は、セックスを積極的に楽しむ女性でした。



　そう意味では、メタバースの世界を先取りしていたわけですが、それでも、オフ会がメタバースに勝っている点があります。　それは、なんといっても、オフ会ならば、リアルに肌の感触を楽しむことができる、息遣いを感じることができる・・・・、そういうことでしょう。

良い週末を。