コンプレックスが生む セックスレス ～ 加齢編 ～

セックスレスに至る要因のひとつが、“加齢” という現実です。

　男女問わず、若い頃には気にしていなかったことであるし、正直なところ、その種の話題に触れることがあっても、それは他人事だったとする方が大部分だと言われております。　

　しかし、３０歳を迎える頃から、それまでは平気だった徹夜が翌日以降にダメージを残すようになったり、中年になると、体力の低下を実感するようになり、さらに、その現実は、５０代、６０代と時を経るごとに大きな問題として自分に向かってくるのです。そして、その厳しい現実は、「ＳＥＸ」という行為、「セックスライフ」というシーンにおいて、より厳しく迫ってきます。


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　男性の場合は、確実に、ペニスの性能が低下するという分かりやすい現象として、それは顕在化します。　いわゆる、勃起力の低下や持続力の低下という性能面での変化をもたらしますし、さらには、サイズ面でのダウンサイジングという形で顕在化することもあります。　そして、それは、セックスに向き合う際の、男性の自信低下に結びつくことで、セックスレスを引き寄せることになります。

　さらに、見た目の変化を気にするあまり、出会いそのもの、異性との交流機会そのものの減少に結びつくことになります。　実際、中高年、シニア層へのインタビューでは、「セックスという行為そのものに関する悩みよりは、出会いがなくなることの不安や悩みが大きい」とする声が少なくありません。

　また、見た目の変化を気にするという点では、その悩みは、女性において、より深刻です。　男性が認識している以上に、女性が自身のシルエットに関して抱く不安や悩みは深刻だと言えます。

　もちろん、肌の張りが・・・とか、顔のしわが・・・とか、乳房やお尻が下がった・・・とか、そういう現象を気にする女性が多いのですが、麻亜宮としては、その点に関しては重要だと思っていません。　むしろ、セックスレス状態を要因とする　【女としての色気、エッチなオーラの欠如】 の方が重大な問題だと考えております。

　実際、若い女性の押し返してくるような肌とは違った　しっとりとした、指を吸い込んでしまいそうな肌は、それはそれで、素晴らしい感触を提供してくれます。また、平均を取れば、愛撫や挿入に対応する反応の良さは、年を重ねた女性の方に軍配を上げざるをえません。そういう意味で、外形的な問題点に関しては、男性目線で言えば、さほど重視していないというのが現実です。

　むしろ、異性と裸で触れ合う、裸を見られる、性的快感に身を任せて自身を解放するというチャンスを逃すこと、あるいは、諦めてしまうことで失うものの方が多いと考えております。　結果、それが、女性としての魅力を消し去るという結末に至るわけです。

　
　加齢という事実は、決して、セックスライフにおけるコンプレックスにしてはいけません。　

　年代にあった魅力が存在します。　後は、それを、【色気、エッチなオーラ】 で包んで、自身の魅力を発酵させるだけです。　あなたを見て、異性としての魅力を感じてくれるパートナーは必ず存在します。　あとは、チャンスを取りに行くかどうかだけが問題です。