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コラム

『個人戦』 の時代

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2020年が始まると同時に始まった “新型コロナ狂騒曲” は、当時の予想に反して、2021年5月になっても、その狂騒は続いています。 もっとも、続いていると言うよりは、人々を取り巻く環境は悪化の坂道を転げ落ちているように感じております。

 その点に関して、あたかも、『ウィルスの変異が大きなマイナス要因である』 かのように世論を誘導する動きがあることは明らかでありますが、私見として言わせていただくならば、変異しているのは、

 “外に原因、悪玉を設定する、そんな人々の意識の変化

なのだろうと考えております。


 例えば、ゴールの見えない緊急事態宣言の発布と延長を繰り返す政府に対して、国民の不満は爆発寸前となっております。 そして、迷走する政府と、それに対して不満を持つ人々の声をコンテンツとして報じることで、中高年者層の視聴率を稼ぐために加工された情報を垂れ流すだけのマスメディアの姿勢が、結果として、人々の不満を増長させております。

 もともと、テレビ離れの状況にある若者向けに、いくらテレビで政府や首長のメッセージを訴えたところで、情報の受け手が視聴していないのですから、シャレにもなりません。 さらに、たまたま、テレビの情報に触れた若者層が目にする情報が薄っぺらいものであれば、「ほら、やっぱりな。TVはアテにならないよね」ということになります。 

 結果、若者層や現役世代が、リアルな現場の声、本人の声が発信されているSNSや、ブログ、WEBサイトに 「データの源泉を求める」流れになっております。 そして、これは自然なことです。 信頼できる人が、オーソライズされたロジックと手順でデータを解析し、そこから導かれた統計情報を提供するのであれば、それを信じるという動きは普通のことです。 実際、会社でも、信頼できる部下の仕事であれば、いちいち、結論を導き出したプロセスを問いかけることはしません。

 しかし、都合良く取捨選択されたデータを、信頼できないリーダーが加工して、いきなり、結論だけを押し付けられても、それは、若者層、現役世代には通用しません。 自分の目と耳で情報を集めて、自分の頭で考えることを放棄した人々にだけです、そんな情報が通じるのは。

 良くも悪くも、インターネット世代の人々は、自分で調べて、自分で考えるという行動パターンが身についております。 いや、昭和の良き時代と違って、政治と行政が、何でもやってくれる時代を経ていないからこそ、そうせざるを得なかったと言うべきかもしれません。 実際、インターネットの世界で発信される情報は玉石混合だと反論する向きもありますが、実は、テレビが発信するそれの方が「石」なのだと整理されている可能性もあるのですから。 

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関連情報

 かつて、日本の銀行は、大蔵省がマネージする護送船団方式によって、経営の安定を担保されておりました。少なくとも、金融崩壊が現実のものになるまでは。 ご承知のように、以降、銀行は、戦国時代に突入し、現在の体制になっております。 戦いに勝った者が残り、敗れたものは消えていく、ただ、それだけのことです。

今、私たちは、
 「みんなで、一緒にがんばろう。仲間じゃないか。」
という団体行動に別れを告げつつあります。

かつて、個人は、団体の下に位置付けられていました。

 読売巨人軍の長嶋であり、江川であり、松井でありました。 しかし、大谷ショーヘイ選手のプレイを楽しく見る一方で、彼が、どこのチームに所属しているのかということさえ気にしない人も多く存在します。 さらに、日本のプロ野球と米国のメジャーリーグでさえ、今では、シームレスに取り扱われております。

 ビジネスでも同じです。かつては、例えば、「三井物産の〇〇部長」は、取引先からチヤホヤされていても、いったん、会社を早期退職して起業したとたん、「ただの〇〇」さんに変わったとたん、かつての取引先は、一斉に離れて行く、なんてことが普通にありました。 しかし、今では、「〇〇さんと仕事がしたい」というケースが増えております。 「〇〇さんは、今、サイバーエージェントにいるんだって」なんて話が普通に聞こえてきます。 ここでも、個人そのものが価値を持っているわけです。

 自分で情報を集めて、自分で行動する時代。
 つまり、『個人戦の時代』 に入ったと感じる、改めて、そう感じる今日この頃です。


 新型コロナウィルス感染予防だって、同じことです。

 最近まで、TVでは、ほとんど報道されておりませんでしたが、私は、世田谷区が実施した調査結果に注目しております。 そして、「やっぱり、そうだよな」と納得しているところです。
※ようやく、先週のBSニュースで取り上げられて以来、一部の地上波でも簡単に報じるようになりました。

調査結果の中で、注目すべきは、
“無症状の陽性者78人のうち27人が、強い感染力を持っていた” という事実です。

 『スプレー一発で他人に感染させるパワーを持つスーパースプレッダーが存在する』 
という事実です。 さらに、
 『スポイト一滴で他人に感染させる』スプレッダーを含めれば、それだけで、無症状陽性者の3分の1に達していること、さらには、その人々の大部分は無症状だということです。 

 結局、ごく一部のスーパースプレッダーがいれば、その周囲の人々は感染するということです。 そして、これは、逆に考えれば、今日まで、感染することなく生活している人々の周囲、近くには、強烈な感染源が存在していない確率が極めて高いということになります。

 つまり、通常の感染対策をしているという前提条件をおけば、
 『周囲で感染爆発が起きていない環境で生活している人と普通に交流する』 というベースを置くことで、普通に生活できるのだと結論付けることができる、私はそう考えます。

 そして、結果として、この段階では世田谷区のデータという、ひとつのエビデンスを得たことで、「やっぱりな~」ということで、ひとり、腑に落ちているところです。

 なぜなら、『周囲で新型コロナ感染者が出ていない人と交流する』 というガイドラインは、都県境を越える移動禁止が解除され、択年6月下旬にオフ会を再開した後の8月に、フリーセックス倶楽部のオフ会に関する「新しい性活様式」を決める際に、いろはのい として、設定した前提条件だったからです。 

 そこでは、「最終案内への参加返信する前に♪」という項目を、一番目に設定して、自身の周辺について安全確認をするように求めるブロックがありました。しかも、しつこい位に。 発熱や咳の話は、その後に出て来ます。 実際、当時も、やりすぎ?という意見もありましたが、そこは譲れなかった部分です。結果として過剰な制限であったなら、それはそれでOKです。空振りは大歓迎です。 何となく気持ち悪いから止めるとか、それも重要なデータです。 個人として納得できること、腑に落ちることが肝要です。

 今日も、朝から、テレビでは、新型コロナに関する加工された情報が垂れ流されております。 大臣の言い訳を伝える必要性を感じませんし、2週間の緊急事態宣言の延長期間が、オリジナルよりも長い3週間以上という意味も分かりません。 そもそも、スタートに関しては厳しいけれど、終わりについては曖昧、甘いというスタイルも問題です。 なんでも、日本人にはその傾向があるという説もあります。 実際、日本の大学は、入学しにくいけれど、卒業しやすいという傾向もあるとか。

 また、オリンピックについても同じです。オリンピック憲章に書いてある意義を改めて読んで欲しいのです。また、そもそも、東京オリパラ2020は、復興五輪として位置付けられていたし、その後は、新型コロナに人類が打ち勝った証としてと意味合いを変化させてきました。そして、今、開催することが目的となっております。

 このような一連の動きに関して、政府に異論を唱える人々は多く存在します。当たり前のことです。 
 先の見えない自粛の繰り返し、不透明すぎるオリンピックへの取り組み、もはや意味を失った都県境を越える移動の制限、不透明な医療崩壊とされる状況、検査を嫌がる担当官庁、ワクチン争奪戦に敗れたリーダー・・・・

 そうした、信用できないリーダーを目の前にして、それでも、多くの人々は、「政府は何をしているんだ、何とかしろ」と言い続けております。

 しかし、そのような姿勢を取っている段階で、既に、負けていると気づくべきです。 単純なことです。 それでも、自分で考えて、自分で決定して行動する自信を持てないから、そのような立場を取り続けているのだと考えております。 誰かに決めて欲しいのです。 結果責任を押し付けることができるから。


 今は、既に、【個人戦の時代】 です。


PS)
 もちろん、茶会や秘密倶楽部でのパートナー争奪シーンも、昔から、個人戦です。

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