ＳＥＸのマニュアル

　『ＳＥＸリモート相談室』 をスタートさせてみると、従来型のプライベートレッスンを希望する層とは全く違う　“ＳＥＸ難民” が存在していることが分かります。



　もちろん、プライベートレッスンを希望される方の中にも、同じようなタイプの男性は存在しておりますが、明らかに、その存在比率が違います。　リモートユーザーに関しては、少なくても、４０％が、そのタイプの男性が存在しております。　そして、そのタイプというものは、言葉を選ばずに、ズバッと言わせていただくならば、

　“頭デッカチの　マニュアル至上型　ＳＥＸプレイヤー”

ということになります。

例えば、『前戯がメインディッシュ、挿入はデザート』というテーマを取り上げると、それに対して、「それなら、挿入してはいけないということですか？」と返ってきます。　そういうことではないのだよ・・・。

例えば、『女性の気持ちを考えれば、前戯で、ある程度満足してもらってから、挿入ステップへ移行する方が安全だと考える』と言うと、それに対して、「それなら、何分経過した時に挿入すれば良いですか？」と返ってきます。　そういうことではないのだよ・・・。

例えば、『早漏の不安がある男性は、できるだけ正常位は避けるか、後回しにする方が良いと考える。正常位は射精しやすい体位だから』という話をすると、それに対して、「でも、AVでは、正常位から始めて、正常位で終わりますよね。あれが、SEXの標準的なフローではないですか？」と返ってきます。そういうことではないのだよ・・・。

全体として言えることは、多くの迷えるSEX難民は、
　・SEXの手順書、マニュアル
　・SEXの標準形　を求める傾向にあります。

それって、なんなん？　という感想を持っております、常に。


※関連情報

　もちろん、個々に、「標準形」を持っておくことは、むしろ、必要なことだと思います。　しかし、標準というものは、ひとつに限定する必要はないわけです。標準Ａ、標準Ｂ、標準Ｃという形で準備しておけばよいわけです。もっとも、この種の勘違いは、仕事の現場でも見ることがありますね。　標準化というと、ひとつに限定しようとしてハングアップしている人・・・。

えっ？
まさか、「なぜ、なんなんですか？」
なんて質問は返ってきませんよね？　(^^;)

ＢＯＤＹにピッタリ張り付くシャツよりは、少しだけ余裕のあるシャツの方が快適ですよね。
ま、そういうことです。