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ビタミンH

セックスライフという科目があっても・・・

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この2日間のブログ記事で紹介しているとおり、今、麻亜宮のマイブームは “保健体育の教科書” です。 中高校の保健体育の教科書は複数の出版元から提供されているので、できるだけ網羅的に読んでみようということで、集めては読んでみているところです。 特に、性教育に関する部分です。

性教育 保健体育 性的欲求 異性
22歳までに、ほぼ100%の男女が 『異性と親しくなりたい』 と感じるようになることは分かるけれど、22歳までの段階で、『性的欲求を感じたことがない女性』が25%程度存在していることの衝撃・・・。 好きだけど、セックスは要らないという整理でよろし


 多くは、古本屋さん経由で入手しているので、実際に中高校生が使ったものであります。 そこには、嬉しい発見がありました。 それは、教科書のページに残された 学生による書き込みや、ラインマーカーの跡であります。 つまり、それを見れば、中高生が、保健体育の性教育関連の時間を過ごす中で、どんなポイントに興味を持ったかが分かるというわけです。 

 あるいは先生から、「ここ、試験に出るぞー」と言われてマークしたのかもしれません。いずれにしても、新品の教科書ではなく、実際に学生によって使用された本を読むことで得られる感覚というものがあります。 印象的なマークポイントは・・・、いくつか、ありますが、例えば、こんなポイントになっております。

※中〇生の場合。
 女性ホルモン、男性ホルモン、精巣でつくられた精子、精液、射精、受精、着床・・。 眺めていると、妊娠に関する部分についてはアンダーラインが引いてありますが、その前後の 「性とどう向き合うか」という章については、全く書き込みがありません。ワードとしても、性意識、性的欲求、性情報などに関する説明も2~3ページで散見できますが、読み込んだ形跡がありません。もしかすると、授業では、妊娠(生殖)に関する部分以外は、飛ばしているのかもしれません。

※高校生の場合
  性感染症、エイズ(HIV)、早期に治療、感染しても症状がない・・などにマークがあります。また、性ホルモン、性周期、セクハラ、犯罪につながる場合、性的な関心を刺激するための偏った内容、家族計画などにマークがあります。 ここでも、セックスは妊娠というくくりの中で授業では取り扱われているようです。 また、世相を反映しているのでしょうか、トラブル予防に関する意識を感じることができます。SNS、インターネットに関する言及もあり、どちらと言えば、“セックスから自分を守る” という意識を感じることができます。 また、中学校同様、ここでも、性行為に直結する内容に関しては、マークを見つけることができません。 やはり、性行為を連想させる内容は授業では取り上げないのかなと感じた次第です。

 
 教科書を眺めていると、セックスライフを楽しむことがトータルとして日常生活、パートナーとの関係を楽しむことであるとか、そういうことは教えないのだな~と再認識したところです。 また、正しい性知識が必要だとは書いているけれど、それがどんな内容なのかを教えているページ、コマ割りはありません。 また、「性行為により・・」とは書いているけれど、性行為とはどういうアクションなのか、また、パートナーを苦しめない性行為とはどういうことなのか、そういうことも書いてありません。 きっと、そのあたりが、現在の学校教育の限界なのでしょう。

 もっと、実用的な性教育、人生を豊かに潤いあるものにするための性教育があっても良いのにな~と感じた次第です。

 現在の風潮として、性行為を解説すると、いきなり、それは性描写だと言われます。そして、それは、公序良俗に反するという指摘を受けてしまいます。 このような連想ゲームが定着してしまうと、結局、 お互いをハッピーにする性行為を紹介しようとすると、R18指定になり、肝心な青少年には伝えられないということになります。 なんとも、不思議な構造です。



 フリーセックス倶楽部セックスライフ向上委員会では、手持ちの性行為解説教材の中から、“性描写”と判断される部分をカットすることで、青少年のために、 セックスライフの楽しさを伝えることができる 新たな、実用性教育プログラムを準備することを検討しております。 変態倶楽部と言われても(笑)、多少は、A面生活に関してお役に立てる部分があるかもしれませんので(^^♪。

 このジャンルに関して、ご意見、アイディア、提案がある方からのご連絡、お問合せをお待ちしております。

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