AV約200本を無料視聴できるキャンペーン by ＳＯＤ

　新型コロナウィルスで外出自粛に追い込まれている小中高生等向けに、エンタメ界からは、自宅で過ごす時間をサポートするという名目で、無料動画配信サービスを展開する事例が増えております。　例えば、吉本興業や、ミュージシャン、中には女優さんによる朗読サービスなんていうマニアックなものまでがラインナップされております。

　さて、そんな中、アダルトビデオ業界からも・・・(-_-;)。


(c)Yahoo News

　大手ＡＶメーカー『ソフトオンデマンド（SOD）』が、SOD公式サイトおよびSODプライムで会員登録した消費者を対象としてて、AV作品約200タイトルを無料で視聴できる　“自宅待機を応援！0円でご利用キャンペーン” を開始しました。期間は本日3月13日から3月31日までを予定していて、会員登録をすると、AV作品約200タイトルを無料で視聴できるというものです。

　ＳＯＤ社のコメントによると、「普段通りの生活が難しい中、こんな時だからできる『お客様への感謝』を元に、規則正しい生活を見守っていきたい。お客様には、少しでも笑顔になっていただければと思います」と説明 しております。

　ＡＶメーカーの一般的なノリとしては、社会のトレンドにのって、すばやく、風刺作品、ものまね作品をリリースするという風潮がありますが、これはどうなのでしょうか・・・(-_-;)。


※かつて、「女子十二楽坊」が流行した頃、こんなＡＶ作品も♪

　そもそも、規則正しい生活・・・につながる意味が分からないし（笑）、　少なくとも、学生向けではない・・・。　ま、そのあたりは、あまり追及しないのが、この手のプロジェクトを楽しむコツなのかもしれません。

　
　最後に、ひとこと。
　ＳＯＤに限らず、最初に紹介した芸能人やアーティストが実行している無料サービスですが、これは、ある意味ではもろ刃の刃の側面を持っております。無料に慣れてしまった消費者を再び　有料／課金に引き戻すことは、それほど簡単なことではありません。実際、ＳＯＤの今回の企画についても、元ＡＶモデルの さきっぽ がツィッターで発言して、それなりの波紋を広げております。　

同じことは、一部で話題になっている消費税減税の話題も・・・。　無料から有料に変更することは簡単なことではありません。　供給者、消費者双方にとって、“タダほど高いものはなし”にならないことを願っております。