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A面生活、B面性活

☆生活が第一  9.幸せな結婚生活

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☆第4話 生活が第一 4

9.幸せな結婚生活
 
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 セックスの部分を除けば、吾郎は良き夫です。もともと真面目過ぎる程真面目な男なので、彼は、昭和の夫みたいな生活を苦も無く送ることができます。結婚してから、給料は、そのまま早紀に渡して、そこからお小遣いを受け取る方式を続けているし、その金額だって、ランチ代に毛が生えた程度です。もちろん、ボーナスについても同じなので、その時だけは、少しだけ多くお小遣いをあげるようにしています。

 ふたりで決めた将来のための住宅購入資金を貯蓄する以外は、家計管理は、全て早紀に任せられています。銀行員の給料ですから、普通に生活していれば、それなりの貯蓄もできますが、それに加えて、早紀自身の給料については自由に使える環境にあります。もしかすると、吾郎は、早紀の給料も家計のために使われていると思い込んでいるのかも知れませんが、事実はそうではありません。
 だから、ヘソクリというには多すぎる金額が、しっかりと早紀の銀行口座にプールされているのです。いろいろなことを言う人がいますが、まずは、日常生活が平凡に安定していることが、オンナを楽しむための基礎であることは疑いがないところです。ましてや、早紀は人妻なのですから。

 その後、1か月のうち2回位は、混浴サークルのイベントに参加しています。もちろん、一泊旅行に頻繁に参加することはできませんが、1DAYイベントには、なるべく参加するようにしています。先日も、仕事を終えてから新宿のイベントに参加して来ました。参加者で食事をした後、複数で入室可能なラブホテルのパーティールームに集まって、大きなお風呂で混浴して、その後は、ベッドでゴロゴロするという企画でした。また、吾郎が出張に出かけることが分かった時には、事前にリカさんにお願いして、その日に合わせてパーティーを企画してもらったこともありました。

 今、早紀の表情は、とても明るく輝いています。相変わらず吾郎のセックスは、射精に向かうための作業でしかありませんが、今は、そんなことが全く気になりません。なぜなら、心地よいセックスの時間を楽しむためのパートナーとチャンスを、早紀は、しっかりと手中に納めているのですから。< SPAN style="mso-bookmark: _MailOriginal">

 25日の午後1時頃、銀行のATMに吾郎名義の銀行通帳を挿入すると、数行の印刷が実行されて、最後のラインには、今月の給料振込記録が印刷されていました。それを確認すると、早紀は、東京駅に向かうタクシーに乗り込みます。

 今日からは、2回目の参加になる「一泊混浴ツアー」です。

 タクシーが東京駅に着く頃、出張先の福岡に到着したという吾郎からの携帯メールが到着しました。早紀は携帯メールのタイトルだけを見て、そのまま携帯電話をハンドバックにしまいこみました。

 新幹線ホームが見えてきました。

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