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A面生活、B面性活

☆生活が第一  8.性活のカタチ

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☆生活が第一 4

8.性活のカタチ
 
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 混浴温泉ツアーは、セックスライフということについて言えば、早紀に大切なものを教えてくれました。それまで、自分自身に言い聞かせていた「男のために体を提供する、いや、もっと具体的に言えば、膣を提供するということがセックスだ」という呪縛から、いとも簡単に開放されたのです。早紀は、男性器の挿入を受け入れて、激しく突きまわされた後に、白い液体を体の上に発射されるという行為が、動物的で、とても嫌だったのです。好きな相手を膣で受け入れることが嫌なわけではなく、その激しい行為が嫌なのです。

初めて参加した温泉旅行の夜、肌を合わせて布団の中にいた時間は、おそらく、1時間以上あったはずだし、挿入を受け入れていた時間も、30分以上あったはずです。
しかし、その間、動物的な行為は行われませんでした。それでも、男性のシンボルが膣奥にギュッと押し付けられた時には、一瞬、気が遠くなるような深い快感に襲われた場面もありました。早紀はイッたことがないから、その感覚が、そこに向かう道だったのかどうかは分かりませんが、とにかく初めての感覚だったので、怖くなって、自分から挿入を解いたことを思い出しました。その時にも、男は優しく抱き寄せてくれて、背中や脚に、掌を這わせていました。

 それまでは、セックスのことは考えないようにしていたし、自分から積極的に情報を集めようなどとは考えなかったのですが、これを機会に、本を買ってみたり、女性誌のセックス特集に目を通したりするようになりました。そうすると、早紀のイメージするセックスが、必ずしも特殊なものではなく、多くの女性が同じような悩みを持ち、それぞれが解決策を見つけていることを知りました。
 例えば、挿入でイケないとか、そもそもイッたことがないとか、彼がフェラチオを強要するけど絶対無理とか、女性器を見られるのが嫌とか・・・・そこにはたくさんの悩みがありました。そして、そんな中から、自分なりのセックススタイルを見つけて、それにシンクロしてくれるパートナーを見つければ良いのだということを知りました。そして、そのパートナーは、必ずしも、結婚相手である必要もないのだと・・・。

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