セックスしない若者層、それはイギリスでも♪

少し前の報道で、日本の若者層には、童貞と処女が増えているという記事が紹介されておりました。　

　実際、セックスライフという点からみれば、それは、“童貞と処女”が増えているという表現になりますが、もう少し、細かく見ていくと、そもそも、“異性の特定のパートナーを作らない”というトレンドが、そこには存在しております。　この事実は、TVのワイドショーに限らず、報道番組でも取り上げられておりましたが、その要因のひとつが、『彼氏や彼女を持つことは、面倒くさい』　というものでした。　これは、要因第二位の“経済的な余裕がない”を大きく引き離して、ダントツ１位でした。



　バブル世代の視点で言えば、社会に出て、それなりに、自分で自由にできる時間とお金を確保できるようになれば、その先に広がる欲望は、多くの場合は、　「好きなものを食べる、良い自動車に乗る、良い女を彼女にする」だったのですが、今や、このいずれもが、目標ではなくなっております。

　同じ傾向は、どうやら、日本国内に限らず、イギリスでも発生しているようです。

　直近のニューズウィーク日本版によると、イギリスでも、若い世代をチェックすると、８人に１人が、セックス未経験だとか。
　→記事はこちら

　例えば、自動車を所有する話について、以前、ここのブログで、「自動車は、所有からシェアして利用する時代に移行しました。　同じ発想で、フリーセックス倶楽部は、セックスライフを共有するパートナーをシェアするというコンセプトで２０年前に発足した」というような記事を書いたことがあります。

　ところが、どうなのでしょう。

　既に、シェアしてセックスライフを楽しむという発想もなくなりつつあるのかも知れません。　セックスは最高のコミュニケーションだから、それを楽しむための知識・技術、マナーを身につけましょうと訴えてきましたが、もはや、それも必要はないのかも(笑)。
　
　どうやら、最高、究極のコミュニケーションは、SNS上のメッセージ交換なのかもしれません。　そして、リアルに肌を合わせる異性は怖い存在、自分が自由に操作できない存在になりつつあり、会ったこともないSNS上の友達が最も大切なパートナーなのかもしれません。


　もちろん、私の場合は、リアルに肌を合わせる相手、並んで話せる相手が大切ですが(笑)。