女性の性を解放するということ

女性の性を解放するということ
この週末、美容室で髪を触ってもらいながら眺めていた雑誌に女性の性が解放されてきた歴史を紹介する記事が掲載されていました。古くは女性がセックスを語ることさえがタブーとされてきた時代から、年に一度のセックス特集が話題になった雑誌ananのこと、そして最近では女性向けアダルトビデオメーカーであるシルクラボの販売増大のこと。
事実として、女性が積極的にセックスライフを楽しむという流れは出来上がりつつあります。これにより、男女共に、肌の触れ合いを楽しむチャンスは増えるはずです。
しかし、誤解してはいけないと考えます。それは、自由競争という生物の基本に基づく新たなステージが幕を開けたことを意味します。
女性が積極的になったことは、男性とってみば、入れ食い状態が訪れたこと?
いえいえ違います。もてる男とその逆の男の格差が広がるだけのことです。だから、もてる男になるため、女性からリピートされる男になるための努力をしなければなりません。
これは女性についても同じことです。例えばフリーセックス倶楽部のオフ会。女性が自由にセックスライフを楽しむための空間として誕生して、まもなく20年目。しかし、それは、参加男性が女性をもてなすためのものではありません。あくまでも場を提供するためのものですから、ここでも自由競争であることに変わりはありません。人気のある女性もいるし、相対的に不利な方も生まれる。これは、仕方がないことです。それも含めて性の解放です。
男女問わず、人気の要素はさまざまです。自分にないものを僻んでも仕方がありません。強みを魅力に変えるだけのことです。
例えば若さは取り返せませんが、優しさ、異性を惹きつけるセックステクニックなら後からでも習得できます。
自分がもてないな~と感じた時は自己分析することがスタートだと考えます。他人のせいにしたりしたら自分が惨めになるだけですから。
衛星よりは、太陽でありたいものです。他人との関係で生きるのではなく、自分自身の絶対座標で生きてみたいものです。
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