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コラム

女性が与えるSEXという誤解

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先日来、『ポリネシアン・セックス』 の話題を取り上げていたところ、多くの女性からメールをいただくようになりました。 その多くは、ポリネシアン・セックスそのものに限らず、 女性目線による現在のセックスライフ全般に関するものです。 その中に、興味深いものがありましたので、今回は、サンプル的な範囲で限定させていただきながら、その一部を紹介させていただきます。

みほの
アダルトビデオを真似するな。あれは、フィクション。
 キス→前戯→フェラチオ→挿入→射精・・これが普通だと思ったら悲劇w



 実は、ポリネシアン・セックスで触れた内容は、新しいことではなく、麻亜宮が提唱する『前戯がメインディッシュ、挿入はデザート』という考え方や、実用性感マッサージの根底に流れる『焦らしという発想』、さらには、セックスライフ向上委員会が提唱する『脳を愛撫するセックス』 と共通する部分が多いことは明らかです。実際、今回のポリネシアン・セックスのテーマ化のキッカケになったのも、昨年、実用性感マッサージを体験した新人OL・三田千夏さんの再会リクエストに端を発しています。

 再会にあたって、実用性感マッサージの2回目の体験を希望する彼女に対して、初回と同じことを施しても、それは、もったいない。それなら、一歩先を行くメソッドを考えたい、そう考えた中でのポリネシアンでした。


 最初に、これが現状、現実。
 いただいた女性からのメールのうち75%は、こう書いてあります。

「セックスは男性が気持ち良くなるための行為。女性は、男のために体を提供し、必要ならばフェラチオしたり、求められる行動を実践する」、
「男性が女性の体に触れ始めた後は、ただ、ひたすら、男性が挿入して射精するのを待つだけ」
である、と・・・。

 なぜ、それができるか?と質問したら、それは、男性を愛しているからだと答える女性がほとんど。 それなら、愛する女性に気持良くなって欲しい、彼女が癒されて欲しいと考える男が増えても良いはずですが・・・(それを阻害しているのがAV盲信という間違った発想です)。

 悲しいことですが、これが現実です。 女性は男性のセックスのツールではないと、何度も訴えてきた麻亜宮ですが、この現実を見せられると愕然とします。しかし、これが現実。

 それでも、麻亜宮は言いたいです。 セックスは、男女平等。 愛するパートナーを気持ち良くさせたい、癒してあげたいと願うことは、同時に、同じことをしてもらべきだともいえるのです。


 そこで、出てくるのが、「ポリネシアン・セックス」だったのです。

 オリジナルの正統版を実践することは、さすがに、現代社会では無理なので、この後、少しお時間をいただいて、麻亜宮流にアレンジした方法論を使って、千夏さんとの再会には臨みますが、いずれにしても、根底にあるのは、 「焦らし」 であります。

 ある女性は、冒頭の、二人で裸になって向かい合って、触れることなくゴロンとしているだけでイクかもしれないと書きました。それなりに経験を積んだ女性だからできることかもしれませんが、おそらく、そこで、イクための種になるのは、過去に経験した気持ち良いセックスの経験なのだと類推します。同じ方法を応用しれば、千夏さんの場合、二人で向かい合ってベッドでゴロンとしている状態で使える記憶は、「実用性感マッサージで、初めて、イクことを経験したという記憶」だと言えます。そこを最大限活用する方法論を策定しなければなりません。これが成功すれば、彼女に触れずに、もう一回、イカせることができるかもしれません。


 だらだらと長くなりました。

 今夜、書きたかったこと。

・セックスは女性が与えるものではありません。

・セックスとは、女性が両脚を大きく開いて男性の性器を受け入れ、それが白い液体を吹き出すのを待つだけの行為ではありません。

・もちろん、性器と性器をくっつけて、刺激するだけの行為でもありません。

・セックスは、男女平等に与えられたものです。

・例えば、女性が、とにかく挿入して欲しいと思った時は、そういうセックスをすれば良いのです。

・ただ抱きしめていて欲しいと願った時は、そうしてもらえば良い。パンツを履いたままでもセックスです。

・例えば、お泊りした翌日の朝。チェックアウトまでは、十分に時間がある。そんな時は、ポリネシアン・セックスを実践してみたらどうでしょう。


麻亜宮が好きなセックス。

それは、肌と肌をくっつけて、ベッドでゴロゴロすることです。
パンツを脱ぐか?
それは、どうでも良いことです。



 
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