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政治ネタ

国会は営業中ですが・・・

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今週の政治ネタ


東日本大震災は、その広範囲性に加えて、福島原発トラブルという2つの「新たな経験」に直面したことにより、ますます難しい対応を迫られております。政治主導という考え方を否定はしませんが、それならば、可能な限り、規制緩和を進めることにより、民間のリソースを、もっと上手に有効活用して欲しいと考えております。この段階において、行政による規制がボトルネックになることだけは回避して欲しいと願うばかりです。

さて、今も、国会では予算委員会が開催されていることをご存じですか。

大手メディアの代表としてのTVは、その宿命として、最もプライオリティーの高いテーマだけに時間を割かざるを得ないと言う宿命を負っております。したがって、地震発生直前までTV画面を独占していた話題、例えば、政治とカネ、小向美奈子、リビア問題、山路さん、斉藤投手などという話題は、すっかりと忘れ去られておりました。それほど、どうでも良い話題をもって、時間と電波の無駄遣いをしていたとも言えます。

さて、話を戻しますが、国会は「営業中」です。
昨日は、社民党の福島党首が官僚に対して、「福島原発の設計段階で、どんな予見を持っていたのか」という質問をする場面がありました。それに対して某官僚は、「今回の津波は設計の前提条件を超えた想定外の規模でした」という”想定通り”の返答を行いました。

今、福島原発では、必死になって、絆創膏を貼る作業をしているわけです。自衛隊と消防隊、東京電力関係者は被爆覚悟の決死隊と化して復旧う作業にあたっています。まさに、出血を止めようとしているのです。

そんな時に、安全な国会内において、「なぜ出血したのか」という質問をする神経が信じられません。緊急処置を行っている時に、恒久処置の議論を持ちかけるという神経、鈍感さは理解不能です。

出血している人がいれば、まずは、止血する。これは当たり前のことです。流れ出る血をみながら、「君はなぜ出血したのだ。原因となった危険個所の管理者は誰だ」などという話をする人はいないはずです。

それにしても震災現場において、政治家の顔が見えません。

政治の影が見えません。


今、政治が行うべき仕事は、復興へのロードマップを示すことです。そして、そのロードマップは、20車線、30車線のそれでなければいけません。

避難所にいる人のためのロードマップ、自宅退避、自宅を失った方、仕事の基盤を失った方、原発被害者の方、農家の方、漁業の方、学校、仮設住宅、地方に避難した方、水の問題、、、、、それぞれについてのロードマップが必要です。


将来のビジョンがあってこそ、人間は、頑張ることができます。


リーダーシップを発揮してくれなどという甘っちょろい言葉は必要ありません。
政治は、最低限の仕事をして欲しいと願うばかりです。

とにかく、曖昧は、絶対にダメです
政治の仕事は、決断することなのですから。

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