話題の映画を見て来ました フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

　女性が大挙して押し寄せているという話題の映画を見てきました。マミーポルノを原作とした　フィフティ・シェイズ・オブ・グレイは、全編の２０分程がセックスシーンだということで話題になっていますし、その内容は、PR映像を見る限り、SMプレイが収録されているとか。

※以前の関連記事はこちらです。




　この週末、フリーセックス倶楽部のパーティーへの本格デビューについて検討中、迷い中・・・の女性とのランチデートという形の中で、映画タイムを取り入れました。彼女とは、まずは比較的ハードルの低いランチデートからということで都内某所で待ち合わせをしました。その際、この映画の上映館のすぐ近くを待ち合わせ場所に指定。もちろん、この映画を見ることは待ち合わせまでには話していませんでした。彼女の反応を楽しみたかった、グレイに負けずに　“ドSの麻亜宮”　です。

　この日のデートは、３ステップ構成。

　①ランチタイム　
　　↓
　②映画鑑賞タイム
　　↓
　③暗くなってからの二人だけの時間

と、こんな感じのデートです。　デートが成功すれば彼女はフリーセックス倶楽部のオフ会と真正面から向き合うでしょうし、ちょっと違うな～と感じたら引き返すことになります。　少なくとも、倶楽部のみなさんには申し訳ないですが、麻亜宮の近くには残って欲しい、そんな魅力的な女性です。




　さて、楽しかった順番を付けましょう。

第１位は、③暗くなってからの時間。彼女と二人だけの時間。

第２位は、②ランチデートの時間。

第３位は、なくて・・・

第９９位が、映画の内容。


　一緒に映画鑑賞に付き合ってくれた彼女は“ふつうの女性”なので、「ドキドキしました」とか、「もっと凄いことになる前に終わってよかった」と言っていました。　おそらく、これが多くの女性の反応なのでしょう。そういう意味ではバランスのとれたベンチマークでした。　実際、来場者の７０％は女性でした。女性の二人組みや団体が多く見られたことは印象的でした。しかも、若い女性が多いのが想定外でした。


　麻亜宮の感想。

　以前、ここで酷評した　映画・愛の渦よりも、２００％つまらない映画でした。　何のメッセージも感じなかったし、メリハリも感じなかったです。　

＜この先はネタバレになります＞

　初めてのセックスシーンを披露した後は、何度も、細切れでセックスシーンを差し込んでくるのですが、これがまた、なんとも緩い。おまけに、R15にしたためでしょうか、ボカシと言うよりは、大きな黒い雲、黒い風船がスクリーンのかなりのスペースに登場するので、興ざめすること甚だしい。　こんなことなら成人映画にして、ふつうのモザイク処理をした方が良いと感じました。

　SMシーンと言ったって、両手を拘束したり、目隠ししたりする程度のもの。　セックスライフ向上委員会の　ライトSM・拘束プレイ実践セミナーを紹介する教材ビデオ　の方がよっぽどエッチだし実用的です。


※詳しくチェックする


終盤、初めて、女性を６回だけ鞭打つシーンが登場しますが、怒った彼女が帰ってしまって、なんと、そのまま映画は・・・・

　
　さて、どのようなメッセージを汲み取るべきなのでしょうか？

　彼氏の希望通りのセックスをしたら、それが原因できらいになった・・・
　もう無理、無理～、みたいな。
　性の不一致は仕方がないというテーマ、ではないですうよね、きっと（笑）。

　えっ？　ここで終わり？
　何？　何？
　みなさまのそんな顔が印象的でした。
　次回作のための有料サンプルムービーだったのかも知れない・・・。


　そう言えば、ようやく彼女を口説いてベッドを共にしたら、それ以降、彼女からの連絡がなくなったという報告が多数ありますが、それに類したものなのかもしれない。　セックスは上手な方が良い。女性が望むセックスを提供できる方が良い。

　セックスが下手だけど好きな男をとるか？　やっぱりセックスは重要だと考えるか。
　その板挟み～みたいになったら、スクリーンの中にいた彼女は倶楽部のドアをノックするかもしれない。


　少なくとも、フリーセックス倶楽部のオフ会参加経験を持つ男女にはお勧めしません。　時間のムダです。　私は途中、２回ほど、眠ってしまいました。　うち一回は隣に座っている彼女にバレました（笑）。


PS)
　映画はどうしようもなく退屈でしたが、映画鑑賞タイムは楽しかったです。　映画の中で男性が女性に触れるシーンになると、手を伸ばして彼女の手に指をす～っと這わせてみたり、バストに手を伸ばしてみたりしてました。その時の彼女の反応を楽しませていただきました。おまけに、帰りのエレベータの中では映画そのまま、キスしてしまいました。　そう、この映画、前戯には使えるというわけです。ただし、普通の女性が対象ですけれど。

　そうやって楽しむなら、良いかも。

以上、麻亜宮の正直な感想でした。