茶会 なるもの・・・・

茶会、

　これはフリーセックス倶楽部のオフ会の中ではフラッグシップの存在なのですが、企画を麻亜宮が語り出した頃の反応は、「ふ～ん」というものでした。

　あれは、バブル終盤の　乱交パーティー花盛りの時代でした。経済的に余裕がある男性がおしゃれな場所とフード＆ドリンクを用意し、そこに着飾った女性が集まると言うスタイルが主でした。もちろん、着飾った着衣も、パーティー開始後まもなくするとクローゼット行になるわけですが。肉食男子があたりまえの時代ですから、「挿入して射精することをもってセックスとする」という意識が一般的でした。

　そんな時に、麻亜宮が提唱したのが、　茶会スタイル。

　これを簡単に説明すると、　“挿入しないでエッチな遊びをしよう”　というもの。　女性の興味、嗜好は、必ずしも、

男性の愛撫であの部分を濡らして、

挿入を受け入れて、

射精の時を迎える

というものではないはずですから。
（もちろん、さっさと挿入して、ガンガン突いてという女性もいます。それは否定しません。あくまでも、確率、統計の問題です）

そんな女性に賛同して、乱交パーティー同様のスタンスでｌサポートする男性を集めて、茶会スタイルを確立しよう、もっと言えば、そんなパーティーが成立するかどうかテストしてみようというのが、もともとの企画です。

「えっ？　セックス（＝挿入）できないの？」

「それは、つまらないな」

という男性が過半数を占める中、　遊び慣れた男性を中心として、「それは面白いかもしれない。気楽で良いよね。エッチな雰囲気を楽しめる飲み会と思えば、それもありでしょ」　という意見もありました。



　その後、茶会は１５年以上も続いていて、なんとか認知された感があります。

　挿入しないセックス・・・・

これが分かるまでには、逆に、たくさんのセックス経験が必要なのかもしれません。


最近、良い比喩を思いつきました。　

茶会は、　言ってみれば、　「大人のお医者さんごっこ」　　とか。