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ビタミンH

セックスの固定観念を捨てることから

シニア世代のセックスについて基本的な私見を述べてみます。


 2月18日(火)12:40~13:00に放送した ランチタイム・ピロートーク(ツイキャスLIVE)の骨子は、次のとおりです。

 今後も、熟年男女、シニア世代の性活について、気が付いたことを語る機会を作りたいと考えております。

 なお、ブロマガ読者は、ライブ放送の録画をご覧いただけます。記事の最後に、録画映像へのリンクがあります。



「脳を愛撫するセックス」、これはシニア世代にこそ噛みしめて欲しい言葉です。


シニア世代からのメールで一番多いのは、「セックスに関するコンプレックス」です。男性の場合は、勃起しなかった、中折れした、射精できなかったなどの出来事が精神的なダメージになってセックスレスになるケースがあります。また、女性の場合は、外見上の体の衰えを過剰に意識することによるセックスレス。

 コンプレックスによってセックスレスになるということは無理やり性欲を押さえつけていることであり、これはナンセンスだと言えます。

 「男性の挿入と射精に向かうことをゴールとするセックス」という固定化されたイメージからの脱却が必要です。肌と肌を合わせるだけでも脳は興奮します。
 この興奮、つまりアドレナリンの分泌は、いわゆるカッカする、燃え上がるというものではなく、睡眠中のような穏やかなものだということが知られています。つまり、リラックス状態です。

 最近の報道で知ったのですが、タッピングタッチというメンタルケア手法が活用されているようです。その名のとおり、軽く、優しく肌にタッチするだけの方法なのですがリラックス効果が高いそうです。


 肌と肌が触れ合うコミュニケーションは、結果、脳をリラックスさせます。

 ここに、シニア世代が活用できるセックスの方法論があります。

 つまり、セックスはとても良いリラックス状態を提供してくれるものです。



 そうは言っても、いまさら、熟年夫婦でセックスできない、・・・ですか?

 フリーセックス倶楽部の麻亜宮としては、不倫や浮気を上手に活用することをお勧めしています。もちろん、それはモラルに反するという意見はあるでしょう。それがマジョリティーであることを否定しません。
 しかし、それは本能としての性欲を押さえつけていることですし、結果、最高のリラックス状態を得る機会を自ら放棄していることです。

 セックスレス夫婦同士がパートナーを交換すると、自然にセックスできます。男であることを実感し、女として接してもらえることで美しさと潤いを取り戻します。これが現実です。


 セックスのイメージの中から、挿入と射精を外してみると、意外にハードルが低くなるのです。裸になって抱き合ってみる、裸の胸と胸とくっつけた状態で会話するだけでも、気持ち良いと感じるはずです。これだってセックスなんだ、そう考えることでいろいろな問題が解決されるはずです。

 まずは、肌と肌が触れ合う機会を作る。挿入しないセックスをイメージして実践してみる。

 実は、ここに、「フリーセックス倶楽部の茶会」の急所があります。

 挿入しないセックスパーティー。なんか、気楽でしょ(笑)。


 まずはパートナーを求める意識をもつことをお勧めします。

 特定のパートナーがいない場合は、自由恋愛系のサークルを活用することもできます。また、私は好きではありませんが風俗を利用することもひとつの解決策かもしれません。少なくとも、嫌な思いをすることはないと思うので、そこから生まれる自信、リラックス感覚もあるはずですから。とにかく、異性と触れ合う機会を持つことが大切です。チャンスがなければ何も始まりません。

 スキージャンプの葛西選手が41歳でオリンピックのメダリストになりました。これはセックスにおいても同じことです。いくつになっても、常にセックスを意識しておくことがココロトカラダの健康を保つ秘訣です。


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