セックス下手な・・・

先週、今週と、書店店頭やコンビニ雑誌コーナーの前を通り過ぎる時に　気が付いていることがあります。それは、雑誌の表紙に踊る

　“セックス下手な・・・”

という文字です。


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　ある雑誌では、暴露ネタとして、セックス下手な芸能人（男性）がネタとして取り上げられていました。芸人系を中心とした芸能人に口説かれてお持ち帰りされた若い女性の暴露ネタが紹介されるというスタイルで記事は構成されています。

　また、別の雑誌、これは女性誌ですが、彼氏のセックスに不満を持つ女性たちの座談会方式で、男のセックスの下手さ加減が赤裸々に語られています。他にも、いわゆる　Ｈｏｗ　ｔｏ本　形式のものや、女性目線のセックステクニック特集などが続きます。

　この時期に、一斉に報じられるということの背景には、来月に迫った　クリスマスイヴ・デートのことなどが、念頭にあるのでしょうか・・・(#^.^#)。特別な夜にお泊りして、ふかふかのベッドの中で、念願の相手とベッドイン・・・・。その時、下手なセックスに直面したら、夢も一気に吹き飛ぶのかもしれません。

　本来、セックスについても学校なんかがあれば良いのでしょうけれど、実際には、独学で学ぶしか用意された道はありません。結局、セックス下手から脱却するためには、正しい知識を習得し、それを経験の中でブラッシュアップする以外に方法はないわけです。ま、あたりまえのことなのですが。

　しかし、これが難しい・・・・。間違っても、アダルトビデオのシーンを教材にしたらダメです(笑)。


　セックス上手と言われることは大変なことですが、せめて、下手とは言われないようにしたいものです。その点については、経験的に(笑)、アドバイスが可能です。

　ポイントは２つ。

　ひとつは、“女性には丁寧に接すること”だと言えます。
　肌への触り方、愛撫する時のスピード、順番、洋服の脱がせ方、脱がせた後の衣服の置き方、あるいは脱がせる順序・・・。
　キスも丁寧に。唇、歯、舌、キスと同時並行に進める手によるタッチ・・・・。
　クンニも丁寧に。ビチャビチャと音を立てて小陰唇を吸うだけがクンニではありません。クリトリスの包皮、クリトリスの粘膜、スリットの先端、スリットの間、膣口など、パーツ別に、丁寧に、丁寧にであります。

　次に、“双方向型で接すること”だと言えます。
　自分が考えた、あるいは覚えた方法を無我夢中で実行するのはナンセンスです。ワンタッチ、ワンタッチによって、彼女の体や表情は微妙に変化します。だから、それにリンクしながら、接し方を考えなければなりません。ちょうど、暗い階段を、一歩ずつ、確認しながら登るみたいに。
　大丈夫、好きな彼女が相手であれば、その反応、変化に注意するだけで、自然に対応できるはずです。


　セックス上手になるためには、大変な努力と経験、そして運命のパートナーが必要です。

　しかし、セックス下手にならないためには、丁寧なセックスと、体の会話力を持つだけで十分だと言えます。


そんなことを、コンビニの雑誌コーナーで考えておりました。