気持ち良いセックス

気持ち良いセックス

　セックス＝挿入・・・・、そのように考えている女性男性は、相変わらず多いのです。先日も、ある女性から、これに関連するメールをいただきました。そのメールの内容を簡単に紹介します。


セックスは性器でするもの？　違う、違う(#^.^#)　


　メールの主は、２２歳の女子大生。同級生の男子とお付き合いを始めて半年になる女性で、最近、２人は男女の仲になったそうです。彼女の言葉をそのまま借りれば、今年に入ってから、１０回程、セックスをしたという話でした。
　そんな彼女ですが、セックスに関しては、悩みがあると言います。簡単に言えば、彼氏とのセックスは、気持ち良くないというのです。

　若い女性ですから、雑誌やインターネットを介して、セックスについての情報は、それなりに仕入れています。そして、女性がセックスで満足感を得るという話題も何度となく目にしているのですが、少なくとも、自分にとっては経験したことのない感覚だと言うのです。いや、むしろ、気持ち良いどころか、苦痛だとも言います。

　彼女と、何度か、メール交換をしているうちに、その内容は、“良くある話”だということが分かりました。そうです、若い彼氏が信じる、あるいは、知っているセックスは、“挿入に向かうセックス”なのです。僕のブログを、長く読んでくださっている方にしてみれば、何度も読まされた話(笑)なのですが、残念ながら、その現実は、今でも存在しているのです。

　２人でベッドに入ったら、彼は、彼女のオッパイを揉んで、乳首を舐めて、次に、性器に手を伸ばして、さっさと挿入して、発射・・・、と、まあ、こんな段取りです。

　くどいようですが、性器と性器の接触だけがセックスではなく、膣挿入の回数をもってセックスの回数というのは、明らかに誤解だと思うのです。せっかくですから、「体全体を使って、楽しめば良い」と考えるのです。


　彼女と会ったのは、桜が散り始めた頃でした。初めて見た彼女は、身長１７０ｃｍのスリム美女で、現代風の体型の持ち主でした。いったい、いつの頃から、日本人女性の脚は、こんなに長くなったのでしょう(笑)。自己紹介を兼ねたランチを終えた後、ホテルの部屋に入りました。白昼の太陽光が、彼女の白い肌を照らしている様子は、とても美しいものでした。

　小さいオッパイがコンプレックスだと言いますが、そんなことは気にする必要もないことです。それを言い出したら、僕のコンプレックスは、多くの男性同様、男性器のサイズです。決して、自慢できるものではありませんから(笑)。最近の週刊誌の記事の中に、“持ち物が問題なのではなく、持ち主が大切なのだ”という文章がありました。たまには、良いことを書くな～と感じました(#^.^#)。


　一緒にお風呂に入りました。実は、これ、初めてのことらしいのです。彼氏との場合、それぞれが別々に短時間でシャワーを使って、一方がベッドで待つという流れだと言います。照明を落としたバスルームで、彼女を後ろ抱きにするような形で、一緒に半身浴を楽しみました。

　もちろん、彼女の体全体を、ゆっくりと愛撫しながら、会話したり、キスしたり・・・。２０分以上経過した頃、初めて、僕は、彼女のスリットに指を這わせます。一瞬、ピクリと体を震わせた彼女が、後ろを振り向いたので、そのまま、乳房の感触を楽しみながら、キス。
　指を、少しだけ、スリットの間に滑り込ませます。そこを濡らしている液体は、明らかに浴槽内の液体とは異なった粘度を持ちます。もちろん、そのことを、彼女に言葉で伝えると、その表情は、一気に、エロティックなものになりました。

　彼女を、浴槽の淵に座らせて、両脚を大きく開くようにします。彼女は、どうしようもないという表情をみせながら、顔を真っ赤にしています。そのまま、スリットの先端に舌で触れると、彼女は、悲鳴のような声をあげます。

　そう、これだって、セックスです。

　
　下着を身に着けてもらってから、ベッドへ移動しました。

　その後、ベッドの中では、白いシーツに包まれながら、彼女の体を、ず～っと抱いていました。途中、自然な流れの中でブラジャーは脱がせてしまいましたが、残った一枚は身に着けたまま。彼女の背中、腰、脇、乳房、唇、瞼、髪など、彼女の体全体を愛撫しました。そう、ショーツの下に隠れた性器以外、全部を。
　特に、背中に指や手を這わせた時に見せる彼女の表情は、素敵なものでした。その時、彼女は、裸の胸を押し付けるようにしながら、体を寄せてくるのです。


肌と肌が触れ合えば・・・



　「気持ちいいです・・・」
　彼女が、そう言ってくれました。

　重要なことは、常に、体と体が触れ合うようにしておくことです。特に、胸と胸がくっついている状態を、できるだけ長くキープすることが有効だとされています。そのまま、彼女が眠ってくれるようであれば、それはパーフェクトだと言えます(笑)。癒し、リラックスを提供することが、このケースのセックスの目的です。

　「不思議ですね・・・・」
　と彼女。

　「何？」
　と聞いてみました。

　「こうしているだけでも、濡れるものなんですね・・・」
　と、恥ずかしそうに彼女。

　「とっても、気持ちいいです」
　「裸で、ゴロゴロするのって、気持ちいいですね」
　と、笑顔の彼女。

　そう、これだって、セックスです。


　彼女が、自分で、ショーツを脱ぎ始めました。そう、自分で・・・・。


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